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【開催レポート】うるま市商工会観光サービス部会様主催「Google Gemini & Gemini Notebook 実践活用セミナー」の講師を務めました!
BrandBuddyz合同会社は、2026年9月4日(金)、うるま市商工会観光サービス部会様よりご依頼をいただき、会員事業者様向けの研修セミナー「Google Gemini & Gemini Notebook 実践活用セミナー」(2時間)の講師を務めさせていただきました。
当日は定員いっぱいの12名の会員事業者様にご参加いただき、主催者・関係者の皆様を合わせて総勢15名で熱気あふれるワークショップとなりました。今回のセミナーは、一般的な「AIの仕組みを学ぶ座学」ではありません。参加者全員がスマートフォンを手に取り、実際に声(音声入力)を使ってAIを動かし、自社の実務に直結する成果物をその場で生み出す超実践型カリキュラムとして企画・登壇いたしました。
本記事では、当日どのようなワークを行い、参加者の皆様が何を学び、どのような点に注意してAIの可能性を広げていったのか、セミナーのダイジェストをお届けします。
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実施概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 日時 | 2026年9月4日(金) 19:00〜21:00 |
| 場所 | うるま市商工会 会議室(いちゅい具志川じんぶん館内) |
| 主催 | うるま市商工会 観光サービス部会 |
| 対象 | 観光サービス部会 会員事業者様 |
| 参加人数 | 参加者12名(主催・関係者含め計15名) |
| 講師 | BrandBuddyz合同会社 代表 照屋寛樹 / 運営サポートスタッフ 比嘉 |
| 使用ツール | Google Gemini(スマートフォンアプリ / ブラウザ版)、Gemini Notebook(旧NotebookLM)、Chrome拡張機能「Voice In」等 |
1. 「キーボードは打たない」音声入力と対話からスタート
セミナーの冒頭、講師の照屋からお伝えしたのは「今日はキーボードで文字を打つ必要はありません。口を動かしてください」ということでした。
スマートフォンの音声入力やAIとの音声会話(ライブモード)は、テキストタイピングと比較して約3倍以上のスピードで指示(プロンプト)を出せます。
オープニングでは、講師のスマートフォンからGeminiの音声対話機能をスピーカーに繋ぎ、AIに本日の挨拶や自己紹介を代行させるデモンストレーションを実施しました。また、参加者の皆様にもペアを組んでいただき、AIの音声ライブ対話を使った「30秒の他己紹介」などを体験していただき、会場は一気に活気と笑顔に包まれました。
2. 手相画像から始まった「言語化(描写力)」トレーニング
「AIに指示を出しても、思ったような回答や画像が返ってこない……」
これは、AIを使い始めた多くの方が直面する壁です。この原因のほとんどは、人側の「言語化不足」にあります。
セミナー前半では、まず参加者自身の「手のひら(手相)」をスマートフォンのカメラで撮影し、Geminiに読み込ませて診断させるワークからスタート。その後、スクリーンに映し出された1枚の画像(高級感あふれるゴールドのリンゴ)を見せ、「カメラで撮影せず、声の言葉(描写)だけでAIに全く同じ画像を生成させてみてください」という課題に挑戦していただきました。
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「おしゃれな感じ」「いい感じのテーブル」といった抽象的な言葉では、AIには伝わりません。
- 「真っ白なリネンのテーブルクロス」
- 「まるで宝石のように光り輝くゴールドのリンゴ」
- 「カメラアングルは接写(アップ)、背景はホテルのレストランがボケている実写風」

このように、色・質感・構図・スタイルを具体的に言語化することの重要性を肌で体感していただきました。さらに、逆のアプローチとして「既存の画像をGeminiに読み込ませ、この画像を再現するためのプロンプトをAI自身に逆生成させる」という、明日からすぐ使えるプロ直伝の時短テクニックも共有しました。
3. 実務を激変させるプロンプトの「4点セット」と組織活用法
AIを単なる「暇つぶしのチャット相手」から「自社の優秀なアシスタント・新入社員」に引き上げるために必須となる、プロンプト作成の黄金の4点セットを伝授しました。

- 役割(Role): あなたは誰なのか(例:沖縄県の建設会社で15年勤務する総務担当者)
- 目的(Objective): 誰に、何をしてほしいのか(例:協力会社へ安全書類の提出を促すメール作成)
- 条件(Condition): 文字数、トーン&マナー、専門用語の有無(例:400字以内、丁寧だが堅すぎない口調)
- 形式(Format): どのような形で出力するか(例:件名と本文に分け、アプローチ違いで3パターン作成 / 表形式で出力)
さらに、BrandBuddyz合同会社が提唱する「BUDDYフレームワーク」(言語化 → 設計 → 権限移譲 → 育成 → 収穫)に触れ、AIを現場に定着させるためには「まず自社の暗黙知や判断基準を言語化すること」が何より不可欠である点をお話ししました。
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4. 会社の「第二の脳」を作る!Gemini Notebook(NotebookLM)の衝撃
後半の目玉となったのが、Googleの最先端ツール「Gemini Notebook(NotebookLM)」の実践演習です。

一般的なWeb検索型のAIとは異なり、Gemini Notebookは「自分が投入したデータ(ソース)のみ」を根拠にして回答やコンテンツを作成するツールです。
ワークでは、うるま市観光物産協会の公式ガイドブックやWebサイトのURLをソースとして読み込ませました。
- チャット機能: 「那覇空港から〇〇観光地への最適な行き方は?」など、新人スタッフでも即座に正確な観光案内ができるQ&Aアシスタントに。
- スタジオ機能(ワンタップ生成):
⚬ 投入したパンフレット情報から、まるでラジオ番組のような「2人の解説音声(ポッドキャスト風)」を自動生成
⚬ 観光クイズや社内教育用の「フラッシュカード(単語帳)」の生成
⚬ 複雑な観光データを視覚化する「インフォグラフィック」の作成
参加者の皆様からは、スマートフォンの画面から自然な日本語の解説音声が流れ出した瞬間、「えっ、これAIが勝手に話しているの!?」「社内マニュアルや研修資料が全部これで動画や音声になるじゃないか!」と驚きの声が上がりました。
セミナーで学んだこと・実務へ活かすためのポイント
本セミナーを通して、受講者の皆様にお持ち帰りいただいたコアな学びは以下の3点です。
① AIの進化速度を理解し、完璧主義を捨てて「まず日常で触る」
AIは1週間単位で目まぐるしく進化しています。高価なパソコンを買ったり、難しいプログラミングを勉強したりする必要はありません。
移動中の車内や現場で、スマートフォンから「音声」で指示を出す習慣をつけることが、AIを最も速く自分の右腕にする近道です。
② 生成AIの成否を分ける「言語化(指示力)」を磨く
「指示を出すのが面倒だから自分でやる」という経営者やリーダーは、AIの活用でもつまずきがちです。
新入社員に仕事を教えるように、「役割・目的・条件・形式」を明確に定義して指示を出すこと。自社の強みや判断基準(例:なぜこの見積もりは値引きするのか?)を言語化することが、そのままAIへの最高の指示書になります。
③ インターネットから探す時代から、「社内データを蓄積する」時代へ
競合他社と差をつける唯一の要素は、「自社の中にしかない一次情報」です。
日々の商談の録音、社内ミーティングの音声、顧客からのクレームや感謝の声、現場で撮影した写真など、社内のデータをGemini Notebookに蓄積していくことで、他社には絶対に真似できない「自社専用のスーパーブレイン(第二の脳)」が完成します。
参加にあたっての注意点・知っておくべきリスクと対策
セミナー内では、AIを安全かつ効果的に使い続けるための重要な注意点についても共有いたしました。
- プラットフォームの利用規約の遵守
AIツール各社(Google、OpenAIなど)には厳格な利用規約が存在します。機密情報の扱いや公序良俗に反するプロンプトの入力には十分注意が必要です。 - 入れる情報の精度=出力の精度(Garbage In, Garbage Out)
AIは非常に優秀ですが、インプットする元のデータが間違っていれば、平気で間違った回答(ハルシネーション)を出力します。特にGemini Notebookに投入する社内資料やPDF、URLは、正確な最新情報であることを確認して管理することが重要です。 - ファイル管理・命名規則の徹底
日報や音声データを蓄積する際は、「20260904_日報_照屋」のように日付と属性をルール化して保存することで、AIが時系列での検索や年次比較を正確に行えるようになります。 - 有料プランへの投資対効果
無料版でも多くの機能が使えますが、画像生成の制限やアクセス集中時の処理速度、推論精度の深さなどを考慮すると、月額数千円の有料プランは「超優秀な専属アシスタントを1人雇う」と考えれば極めて投資対効果の高い選択肢となります。
今後の可能性:地域企業×AIでビジネスはどう変わるか?
今回の2時間のセミナーを通じて、参加された観光・サービス・不動産・製造など多様な業種の皆様が、自社の実務にAIをどう組み込めるかの具体的なイメージを掴んでいただきました。
- SNS・広報コンテンツの量産: 音声で話した内容から、インスタ投稿文、ブログ記事、メルマガを自動展開
- 業務自動化・コスト削減: 領収書や請求書、求人フリーペーパーをスマホで撮影するだけで、Excel比較表や試算表データを一発作成
- 社内教育・マニュアルの自動化: 職人の技術やベテランのノウハウを音声録音しておくだけで、新入社員用の音声・動画教材を即座に作成
- インバウンド・観光案内DX: 地域の観光リソースをNotebookに集約し、多言語対応のAIコンシェルジュとして展開
まとめ&BrandBuddyz合同会社からのメッセージ
参加者の皆様が前のめりになってスマートフォンに語りかけ、互いに生成された画像や音声を見せ合って歓声を上げている姿が非常に印象的でした。
AIは人の仕事を奪うものではなく、「人が本来注力すべきコア業務(接客、クリエイティブ、経営判断など)に集中するために、泥臭い作業や下準備を引き受けてくれるバディ(相棒)」です。
BrandBuddyz合同会社では、沖縄県内外の企業・自治体・商工団体様に向けて、単なるツールの使い方にとどまらず、「売上向上や業務効率化に直結する組織へのAI導入・研修・伴走支援コンサルティング」を提供しております。
「自社の業務にどうAIを取り入れたらいいかわからない」「社内研修やワークショップを企画したい」という企業様・団体様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
今回、貴重な登壇の機会をいただきましたうるま市商工会観光サービス部会の皆様、ならびにご参加いただきました会員事業者の皆様に、心より御礼申し上げます。
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